ISO/TC92の動きについて



TC92分科会(火災安全)
 
目的 (ISO MEMENTOより)
建物火災の場合に建物の保護や建物の内外における、生命の安全に関して、建築材料、構成材及び構造の性質や特性を決定するための試験方法やこれらの試験方法への適用のガイダンスの規格化を行うこと。
下記の事項を除く;
・既に、他のTCでカバーされている材料、構成材、製品について
・IEC/TC89でカバーされている電気的構成材、機器について


現況

TC92には4つのSC(Sub Committee)があり、SC1:火災の発生と拡大、SC2:火災の封じ込め、SC3:人間及び環境への火災による脅威、SC4:火災安全工学となっています。又、各SCにおいて、約5〜6つのWGが活動しております。
建築関連のTCの中でも、現在非常に活発に動いているTCで、日本でも防耐火総プロと関連して、積極的に取り組んでいます。
以下に、規格審議状況(2000年6月末日現在)を各SC毎に列挙します。

(なお、細かい内容については、英国BREに解説されている英文ホームページ
(http://www.bre.co.uk/iso/)にも詳しく説明されています。)


TC92の最近の動向

規格作業項目

作業進捗状況

 

TC92/Fire safety
(火災安全) 

 

現在審議中の作業項目なし。

 
 

TC92/SC1の最近の動向

規格作業項目

作業進捗状況

TC92/SC1/Fire initiation and growth
(火災の発生と拡大)

ISO/DIS 1182(建材の火災時の反応−不燃性試験)-Reaction to fire tests for building products --Non-combustibility test(Revision of ISO 1182:1990)

ISO及びCENとのウィーン合意に基づき、DIS投票は同時投票にかけられた。(1998年12月2日〆切)1999年3月にCEN/TC127のSpecial MeetingがBSIで行われ、CENとISO代表でDISの投票結果及びコメントについて協議を行い、ISO及びCENの統一FDIS文書が検討された。その後、1999年5月に開かれたベルリン会議で統一FDIS文書が紹介された。 その後、ISOでのFDIS投票(2001年2月7日〆切)が行われ、日本は賛成投票を行った。投票の結果、賛成多数でFDISは承認され、2002年

2月1日ISが発行された。

ISO/DIS 1716(建材の火災時の反応−酸素ボンブ熱量試験)-Reaction to fire tests for building products--Determination of the gross calorific value(Revision of ISO 1716:1973)

ISO及びCENとのウィーン合意に基づき、DIS投票は同時投票にかけられた。(1998年12月2日〆切)1999年3月にCEN/TC127のSpecial MeetingがBSIで行われ、CENとISO代表でDISの投票結果及びコメントについて協議を行い、ISO及びCENの統一FDIS文書が検討された。その後、1999年5月に開かれたベルリン会議で統一FDIS文書が紹介された。その後、ISO/CEN同時のFDIS投票(2001年12月4日〆切)が行われ、日本は賛成投票を行った。投票の結果、賛成多数でFDISは承認され、2002年

2月1日ISが発行された。

WG2/Ignitability tests
(着火性試験)−1998年10月のオスロ会議で解散

ISO/FDIS 11925-2 (建材の火災時の反応−建材に直接炎を接触させた時の着火性試験−パート2:火源として1つの炎による試験)-Reaction to fire tests--Ignitability of building products subjected to direct impingement of flame--Part2: Single-flame source test(Revision of ISO 11925-2:1997/Cor 1:1998)

ISO及びCENとのウィーン合意に基づき、DIS投票は同時投票にかけられた。(1998年12月2日〆切)1999年3月にCEN/TC127のSpecial MeetingがBSIで行われ、CENとISO代表でDISの投票結果及びコメントについて協議を行い、ISO及びCENの統一FDIS文書が検討された。その後、1999年5月に開かれたベルリン会議で統一FDIS文書が紹介された。その後、ISOでのFDIS投票(2001年2月7日〆切)が行われ、日本は賛成投票を行った。投票の結果、賛成多数でFDISは承認され、2002年

2月1日ISが発行された。

 

WG3/Spread of flame tests
(火炎伝播性試験) 

ISO/ 5658-4(火災時の反応−炎の拡大−パート4:中間規模の垂直火炎伝播性試験)-Reaction to fire tests--Spread of flame--Part4: Intermediate-Scale test of vertical spread of flame with vertically orientedspecimen 

2000年9月のロンドン会議でFDIS用の文書がISO中央事務局に既に提出されているとの報告があった。その後、FDIS投票(2001年4月22日〆切)が行われ、日本は賛成投票を行った。投票の結果、賛成多数でFDISは承認され、2001年6月1日ISが発行された。

ISO 9239-2(床材の火炎伝播性試験−パート2:高熱流束-Reaction to fire tests--Horizontal surface spread of flame on floorcoverings--Part2:Flame spread at higher heat flux levels 

2001年10月のボラス会議でDIS投票の結果及びコメントについて検討を行った。その後、FDIS投票(2002年10月22日〆切)が行われ、日本は賛成投票を行った。2002年12月15日ISが発行された。

WG5/Rate of heat release tests
(発熱速度試験)
 

ISO 5660-1(火災時の反応−パート1:コーンカロリーメータによる熱放出速度)-Reaction to fire tests--Heat release, smoke production and mass loss rate from building products--Part1: Heat release rate(Conecalorimeter method)(Revision of ISO 5660-1:1993,ISO 5660-1:1993/Cor 1:1993)  

・ 2001年10月のボラス会議でFDIS用の文書がISO中央事務局に既に提出されているとの報告があった。その後、FDIS投票(2002年5月29日〆切)が行われ、日本はEditorial comment付き賛成投票を行った。2002年12月15日ISが発行された。

ISO 5660-2(火災時の反応−パート2:コーンカロリーメータによる発煙性測定)-Reaction to fire tests--Heat release, smoke production and mass loss rate from building products--Part2: Smoke production rate(dynamic measurement) 

2001年10月のボラス会議でFDIS用の文書がISO中央事務局に既に提出されているとの報告があった。尚、Project LeaderをF.Schallから吉田公一氏に変更することが承認された。その後、FDIS投票(2002年5月29日〆切)が行われ、日本は賛成投票を行った。2002年12月15日ISが発行された。

ISO/TS 5660-3(火災時の反応−パート3: 熱及び煙放出速度に関するガイダンス)-Reaction to fire tests--Heat, smoke and mass loss rate from building products--Part3: Guidance on heat and smoke release rate

・ 2003年9月のNorwood会議で最終文書がISO中央事務局に既に提出されているとの報告があった。近々TSとして発行される見通しである。

ISO/FDIS 17554(火災時の反応−コーンヒータによる質量減少測定試験)-Reaction to fire tests--Heat, smoke and mass loss rate from building products

2001年10月の大阪会議でDIS用の文書がISO中央事務局に既に提出されているとの報告があった。その後、DIS投票(2002年10月23日〆切)が行われ、日本は賛成投票を行った。2003年9月のNorwood会議でFDIS用の文書がISO中央事務局に既に提出されているとの報告があった。FDIS投票が行われる予定。

ISO/CD 17431(火災試験−模型箱試験)-Fire test--Reduced-scale model box Test

・時間的な期限により、吉田公一氏は、CD投票のコメントを勘案して若干修正したDIS文書を作成してSC1事務局に提出した。DIS投票が行われ(2002年2月4日〆切)、日本はコメント付きの賛成投票を行った。

ISO/WD 5660-4(コーンカロリーメータによる不燃性試験方法)-Determination of low level of combustibility using oxygen consumption cone calorimeter

2003年シドニー会議でcone calorimeterを用いての不燃性試験は、タイトルを「Determination of low level of combustibility using oxygen consumption calorimeter (cone calorimeter)」

に変えて、TPMGへの提案を経て、新作業項目提案に出す。2003年9月Norwood会議でNWIPの投票に出すことに合意した。

WG7/Large and intermediate scale tests
大型及び中型規模試験) 

ISO 9705(火災試験−ルームコーナー試験)-Fire tests--Full scale room test for surface products

2000年3月のロンドン会議で、CEN/TC127がスタンダードに取り入れる動きがあるとの報告がなされた。ISO 9705も5年見直しの投票(2000年6月30日〆切)を開始したので、今後、CEN/TC127と密接な連携をとることとなった。なお、見直し投票について日本は、コメント付きの賛成投票を行った。投票の結果、CEN/TC127でISO9705を使用した内装材の評価方法を検討中であり、ISOはその結果を得てから将来改正をしたほうが良いということで合意し、今回の見直しでは、変更なしで承認することとなった。

ISO 13784-1(サンドイッチパネルの火災試験−パート1:スモールルーム試験)-Reaction to fire tests for sandwich panel building systems—Part1: Test method for small rooms

 

2001年10月のボラス会議でFDIS用の文書がISO中央事務局に既に提出されているとの報告があった。その後、FDIS投票(2002年9月3日〆切)が行われ、日本は賛成投票を行った。2002年12月1日ISとして発行された。

ISO 13784-2(サンドイッチパネルの火災試験−パート1:ラージルーム試験)-Reaction to fire tests for sandwich panel building systems—Part2: Test method for large rooms

 

2001年10月のボラス会議でFDIS用の文書がISO中央事務局に既に提出されているとの報告があった。その後、FDIS投票(2002年9月3日〆切)が行われ、日本は賛成投票を行った。2002年12月1日ISとして発行された。

ISO 13785-1(ファサード試験−パート1:中間規模試験)-Reaction to fire tests on facades--Part1:Intermediate scale tests

2001年10月のボラス会議でFDIS用の文書がISO中央事務局に既に提出されているとの報告があった。その後、FDIS投票(2002年5月10日〆切)が行われ、日本は賛成投票を行った。2002年12月15日ISとして発行された。

ISO 13785-2(ファサード試験−パート2:大規模試験)- Reaction to fire tests on facades--Part2:Large scale tests

2001年10月のボラス会議でFDIS用の文書がISO中央事務局に既に提出されているとの報告があった。その後、FDIS投票(2002年6月17日〆切)が行われ、日本は賛成投票を行った。2002年12月15日ISとして発行された。

ISO/TR 14696(火災時の反応−中間規模のカロリーメータによる建材の火災パラメーターの決定)-Reaction to fire tests--Determination of fire parameters of materials, products and assemblies using an intermediate-scale heat release calorimeter(ICAL)

1999年10月のサンフランシスコ会議では、WG7内でRound Robin Testの計画が進められ、その結果を得てから、ISO規格にするかを検討することにした。その後、2001年10月のボラス会議でRound Robin Testが進行中であるとの報告がなされた。

ISO/WD 22269(火災時の反応−階段室の火災試験)

-Reaction to fire tests

Full-scale staircase test

 

 

 

・階段での火炎伝播について、TPMGで審議を行い、合意を得た。2000年3月のロンドン会議で新作業項目として、提案された。その後、NWIの投票(2000年10月15日〆切)が行われ、日本は、コメント付きの賛成投票を行った。

投票の結果、この提案は承認され、新しい業務計画に加えられることとなった。

2001年3月の大阪会議でWD作成作業を開始した。

2001年10月のボラス会議でWDについて議論を行った。Project LeaderのP.Briggsは10月中に各国からの意見・コメントを集約し、その後修正を行った文書をCD投票に出すこととなった。

2002年3月のシドニー会議でCD文書が回付された。

2003年3月オタワ会議でCD投票の2ヶ月延長に合意した。2003年9月Norwood会議で、DTS投票へ進めることにSC1は合意した。

DTS投票が開始され、〆切日2004年6月10日。

WG9/Smoke generation(single-chamber test)
(発煙性)*2001年3月の大阪会議で解散

ISO 5659-2(煙に関するシングルチャンバ試験)-Plastics-Smoke generation-1Determination of optical density by a Single-chamber test 

ISO 5659-2の建材への適用の可能性を検討し,1999年10月のサンフランシスコ会議で、DIS及びFDIS投票を経て改正されることが確認され、合意した。なお、Round Robin Testについては、IMOにて広く使用されていることもあり、日本の吉田氏がProject Leaderを引き継ぐこととなった。 2000年9月のロンドン会議で、加熱によって膨張する材料に関するRound Robin Testが終了し、吉田氏が解析結果をWG9に報告した。WG9はこれを所轄であるISO/TC61/SC4(プラスティック;燃焼挙動)へ提言するようSC1に勧告し、SC1はこれに合意した。

WG10/Calibration of heat flux meters
(熱流計の校正)

ISO/TS 14934-1(火災試験−熱流束計の校正と使用−パート 1:総則)

-Reaction-to-Fire tests

Calibration and use of radiometers and heat flux meters-

Part1: General principles

DTS投票(2001年4月30日〆切)が回ってきた。

日本はコメントなしの賛成投票を行った。

投票の結果、賛成多数でTSとして発行することが承認された。

2001年10月のボラス会議で、今後文書をTSとして発行するためにISO中央事務局へ送付する予定であるとの報告がなされた。

2002年12月15日TSとして発行された。

2003年9月Norwood会議で見直しをTPMGへ提案中。

ISO/CD 14934-2(熱流束計の1次校正)

-Primary calibration of heat flux meters

・各試験所で使用している熱流計の校正方法を定める規格が必要であるというWG10及びスウェーデンからの主張が支持され、TPMGの合意も得られた。

その後、NWIの投票(2000年10月15日〆切)が回ってきた。

日本はコメントなしの賛成投票を行った。

投票の結果、この提案は承認され、新しい業務計画に加えられることとなった。

2001年3月の大阪会議で検討を行い、フランスのJ.FritzがProject Leaderを引き受けることとなった。

2001年10月のボラス会議で提出された文書について議論を行い、NISTの方法(管状黒体炉)も校正方法として加えることになった。

2003年9月Norwood会議でDIS投票へ出すことにSC1は合意した.

ISO/CD 14934-3(熱流束計の2次校正)

-Secondary calibration of heat flux meters

・各試験所で使用している熱流計の校正方法を定める規格が必要であるというWG10及びスウェーデンからの主張が支持され、TPMGの合意も得られた。

その後、NWIの投票(2000年10月15日〆切)が回ってきた。日本はコメント付きの賛成投票を行った。

投票の結果、この提案は承認され、新しい業務計画に加えられることとなった。

2001年3月の大阪会議で検討を行い、スウェーデンのI.WetterlundがProject Leaderを引き受けることとなった。

2001年10月のボラス会議で提出された文書について議論を行い、次回会議までに文書の修正を行うことになった。

2003年9月Norwood会議でCD投票済み。従来のProject Leaderがその職務を降りる旨通知したため、新しいPJを募集中。本件は継続することにSC1は合意した。

ISO/WD 14934-4(火災時の発熱−測定手順)

-Radiating heater used in fire tests

Checking procedure

2000年3月のロンドン会議で新作業項目として提案されTPMGでの合意も得られた。その後、NWIの投票(2000年10月15日〆切)が回ってきた。日本はコメントなしの賛成投票を行った。

投票の結果、この提案は承認され、新しい業務計画に加えられることとなった。

2001年3月の大阪会議で検討を行い、ISO 14934-4とし、標題を「Guidance on the use of heat flux meter in fire tests」とする提案に合意した。

2001年10月のボラス会議で提出された文書について議論を行い、12月15日までにWDを完成させることになった。なお、Project Leaderに林氏が任命され、承認された。

2003年3月オタワ会議でCD投票に出すことに合意した。(2003年7月9日〆切)

2003年9月Norwood会議でDTS投票に出すことにSC1は合意した



 ◆ TC92/SC2の最近の動向

規格作業項目

作業進捗状況

TC92/SC2/Fire containment
(火災の封じ込め)

ISO 4736(火災試験−小さい煙突の昇温試験)-Fire tests--Small chimneys--Testing at elevated temperatures

5年見直しの投票が回ってきた。(1999年6月30日〆切)
日本は、国内に規定がないことから、コメント付きの棄権
投票を行った。

WG1/General requirements
(共通要求性能)

ISO/FDIS 834-4(耐火試験−建築構造部材−パート4:垂直区画耐力部材の要求) -Fire resistance tests--Elements of buildingconstruction--Part4: Specific requirementsfor loadbearing vertical separating elements

DIS投票(1998年4月13日〆切)を行った後、1999年5月ベルリン会議、10月のシカゴ会議で検討・修正が行われ、CENの文書との整合性を確認し、FDIS投票に回すことが承認された。その後、FDIS投票(2000年6月13日〆切)が回ってきて、日本は、賛成投票を行った。

ISO/FDIS 834-5(耐火試験−建築構造部材−パート 5:水平区画耐力部材の要求)-Fire resistance tests--Elements of building construction--Part5: Specific requirements for loadbearing horizontal separating elements

DIS投票(1998年4月13日〆切)を行った後、1999年5月のベルリン会議、10月のシカゴ会議で検討・修正が行われ、CENの文書との整合性を確認し、FDIS投票に回すことが承認された。その後、FDIS投票(2000年6月13日〆切)が回ってきて、日本は、賛成投票を行った。

ISO/FDIS 834-6(耐火試験−建築構造部材−パート6:はりの要求)-Fire resistance tests--Elements of building construction--Part6: Specific requirements for beams

DIS投票(1998年4月13日〆切)を行った後、1999年5月のベルリン会議、10月のシカゴ会議で検討・修正が行われ、CENの文書との整合性を確認し、FDIS投票に回すことが承認された。その後、FDIS投票(2000年6月13日〆切)が回ってきて、日本は、賛成投票を行った。

ISO/FDIS 834-7(耐火試験−建築構造部材−パート7:柱の要求)-Fire resistance tests--Elements of building construction--Part7: Specific requirements for columns

DIS投票(1998年4月13日〆切)を行った後、1999年5月のベルリン会議、10月のシカゴ会議で検討・修正が行われ、CENの文書との整合性を確認し、FDIS投票に回すことが承認された。その後、FDIS投票(2000年6月13日〆切)が回ってきて、日本は、賛成投票を行った。

ISO 834-8(耐火試験−建築構造部材−パート8:垂直区画非耐力部材の特定の要求-Fire resistance tests--Elements of building construction--Part8: Specific requirements for non-loadbearing vertical separating elements

2001年10月のワシントン会議でDIS投票の際の各国からのコメントについて検討を行い、文書の修正を行った。

その後、FDIS投票(2002年5月14日〆切)が行われ、2002年5月10日日本は賛成投票を行った。2002年10月 ISが発行された。

ISO 834-9(耐火試験−建築構造部材−パート9:水平区画非耐力部材の特定の要求)-Fire resistance tests--Elements of building construction--Part9: Specific requir ements for non-loadbearing horizontal separatingel ements

2001年10月のワシントン会議で天井部材の隙間と境界での拘束条件について議論し、この章の元になっているCENの基準自体に技術的な問題が含まれていることを確認した。今後はCENの基準作成に関わっている欧州のメンバーを中心に作業グループを構成して文書の修正を提案することになった。

2002/9/30FDIS投票:日本はコメントなしの賛成投票を行った。

2003年2月1日ISが発行された。

ISO/CD 834-10(耐火試験−建築構造部材−パート10:鉄骨構造部材に適用した耐火被覆システムの寄与を決定する方法:その後の評価のための耐火試験)

-Fire resistance tests

Elements of building constructionPart10: Test method to determine the contribution of fire protection systems applied to structural steel members

fire testing for subsequent assessment)

1999年10月のシカゴ会議で検討・修正が行われた。2000年3月のイタリア会議でProject LeaderのT.Feit氏から作業にもう少し時間が必要であるとの報告がなされた。今後は各WG1メンバーにコメントを求め、その後CENの文書との整合性を確認する予定。2001年4月のテッサロニキ会議で第3版ドラフトについて議論を行い、文書の修正を行った。

その後、会議でのコメントを反映した文書(第4版)が回付された。

 

ISO/CD 834-11(耐火試験−建築構造部材−パート11:金属構造部材の被覆材料の寄与を決定するための評価方法)-Fire resistance tests--Elements of building construction--Part11: Method to assess the

contribution of fire protection systems

applied to metallic structural members

2000年3月のイタリア会議、9月のロンドン会議でProject LeaderのT.Feit氏から作業にもう少し時間が必要であるとの報告がなされた。今後は各WG1メンバーにコメントを求め、その後CENの文書との整合性を確認する予定。

2001年4月のテッサロニキ会議で第3版ドラフトについて議論を行、文書の修正を行った。今後コンベナーから会議でのコメントを反映した文書(第4版)が送られる予定。

CD投票(2003年6月12日〆切)が回ってきた。

日本は賛成投票を行った。

ISO/WD 14804(耐火試験−耐火炉のキャリブレーション)
-Fire resistance tests--Commissioning and calibration of furnaces

CENの文書は出てきたが,ISOの文書としては,未だ検討されていない。

WG2/Caluculation methods
(計算法)
 

ISO/DTR 12471(火災の構造計算デザイン−計算モデルの展開及び必要となる材料の入力データを決めるための火災試験の必要性に関する現状について)-Computational structural fire design--Stateof art and the need for further developmentof calculation models and for fire tests for determination of input material data required

2000年9月のロンドン会議でWG2コンビーナのB.Kirby氏からNWI投票の際に日本から提出したコメントを文書に採用し、各メンバーへの回覧後、検討を行いたいとの見解が示された。

日本からは原田氏が対応し、文書の修正を行った。

その後修正された新しいドラフトが回付され、DTRに上げて良いかどうかのResolution投票(2001年8月25日〆切)が回ってきた。日本はコメント付き賛成投票を行った。

2001年10月のワシントン会議でResolution投票に対するコメントについて議論を行った。文書が既にDTR投票に耐える段階に来ており、まもなく投票が開始される予定。

ISO/TR 15655(耐火性−高温時の熱物性及び機械的特性に関する実験)-Fire resistance--Tests for thermal and mechanical material properties at elevated temperatures

2000年9月のロンドン会議で、TR用の文書が完成し、SC2メンバーに回覧してコメントを求めているとの報告がなされた。

2001年4月のテッサロニキ会議で、日本及びイギリスから提出したコメントを議論した。

その後修正された新しいドラフトが回付され、DTRに上げて良いかどうかのResolution投票(2001年8月25日〆切)が回ってきた。日本はコメント付き賛成投票を行った。

2001年10月のワシントン会議でResolution投票に対するコメントについて議論を行った。文書が既にDTR投票に耐える段階に来ており、まもなく投票が開始される予定。

2003年4月1日TRが発行された。

ISO/TR 15656(耐火性−火災時の構造的挙動の計算方法の評価に関するガイド)-Fire resistance--Guide for evaluating thecapability of calculation models for structural fire behaviour

2000年9月のロンドン会議で、TR用の文書がほぼ完成しているとの報告がなされた。

その後修正された新しいドラフトが回付され、DTRに上げて良いかどうかのResolution投票(2001年8月25日〆切)が回ってきた。日本はコメント付き賛成投票を行った。

2001年10月のワシントン会議でResolution投票に対するコメントについて議論を行った。文書が既にDTR投票に耐える段階に来ており、まもなく投票が開始される予定。

2003年12月1日First editionTRとして出版された。

ISO/WD 15657(耐火性−コンピュータによる耐火設計ガイドライン)-Fire resistance--Guidelines oncomputational structural fire design

2000年9月のロンドン会議で、ISOの書式にしたがったTR用の文書がほぼ完成しているとの報告がなされた。なお、担当のJ. Kruppa氏がSC4の議長となったため、代わりにY.Anderberg氏が担当する。

2001年4月のテッサロニキ会議でProject LeaderのY.Anderbergから第6版ドラフトについて説明がなされ、議論を行った。

2003年9月Norwood会議で当所Yngve Anderbergが作成していたが、最近進展なし。Kirby,van Weijgert両氏が引き継ぐ。TPMGのwork programmeから外れたので、TRとしての完成を待って再登録する。

ISO/WD 15658(耐火性−実大構造火災試験に関するガイドライン)-Fire resistance--Guidelines for full scalestructural fire tests

BSIの規格を参考に1999年10月のシカゴ会議で審議・検討された。2001年4月のテッサロニキ会議で議論を行った。今後コメント等があればコンビーナへ送ることとなった。

2003年9月Norwood会議時点、ほぼ完成したが細かい部分に検討が必要。再度、全員に回してコメントを求め最終版にまとめる。TPMGのwork programmeから外れたので、完成を待って再登録する。

WG3/Fire resistance tests for doors, shutters and glazed elements
(ドア、シャッター及びガラス部材の耐火性)

ISO/CD 3008(耐火試験−ドア及びシャッター部材の試験方法)-Fire resistance tests--Method of test offire doors and shutters(Revision of ISO 3008:1976/Amd 1:1984)

2001年10月のワシントン会議でProject LeaderのG.MeyerからISOの書式にしたがったDIS文書が提出され、文章及び語句の修正等の詳細に時間をかけて行った。

2002年3月オーストラリア会議で年内にDISとして投票に回付する、2003年末の発行を目標としている。

2003年5月27日CD投票終了。

DIS投票((2004年3月8日〆切) 2004年に出版予定。

ISO/DIS 3009(耐火試験−建築構造部材−ガラス部材)-Fire resistance tests--Elements of building construction --Glazed elements(Revision of ISO 3009:1976/Amd 1:1984)

2002年3月のシドニー会議後、DIS投票でのコメントを考慮して、修正を行った。FDIS投票の前にNWIP投票文書が回ってきた。(2002年5月29日〆切)・日本は賛成投票を行った(5月22日)

FDIS投票((2003年8月12日〆切)日本は賛成投票を行った。2004年に出版予定。

ISO/CD 5925-1(火災試験−防煙ドア、シャッター部材−パート1:中温域における漏煙試験)-Fire tests--Smoke control door and shutter assemblies--Part1: Ambient and medium temperature leakage test procedure(Revision of ISO 5925-1:1981)

本件はCD 5925-1として作業を行ってきたが、7年の期限が切れたため、NWIとして検討するための投票が回ってきた。(2001年1月3日〆切。)日本は、コメントなしの賛成投票を行った。

投票の結果、この提案は承認され、再スタートすることとなった。

2001年4月のテッサロニキ会議で、コンビーナが米国より修正された文書を受取ったとの報告があった。今後DIS投票のため、文書をSC2メンバーに送付する。

ISO 5925-2(耐火試験−防煙ドア、シャッター部材−パート2:試験方法及び試験データ適用に関する解説)-Fire resistance tests--Smoke control door and shutter assemblies--Part2: Commentary on test method and test data application

1999年11月のTPMG会議で、改訂の新しい作業項目の要求が検討され、NWIとしての投票(2000年5月15日〆切)が回ってきた。日本は、コメントなしの賛成投票を行った。投票の結果、この提案は承認され、新しい業務計画に加えられることとなった。2003年9月Norwood会議時点、ドラフトはすでにP. Jackman氏により示されている(前回のParis会議で煙流動についてよい文書だと、WGでは判断している。

ISO 12472(木製ドア部材の耐火性−膨張性シールの効果を決定する方法)

-Fire resistance of timber door

assembliesMethod of determining the

efficacy of intumescent seals

2001年10月のワシントン会議でFDIS用文書が既にISO中央事務局に送付済みであるとの報告があった。まもなくFDIS投票が開始される予定。

2003年5月15日ISとして出版された。

WG4/Ventilation ducts and fire dampers
(換気ダクトと防火ダンパー)

ISO/CD 6944(耐火試験−建築物の付帯設備−耐火ダクト)-Fire resistance tests--Service installationsin buildings--Fire resisting ducts(Revision of ISO 6944:1985)

2000年3月のイタリア会議で、改訂プロジェクトがタイムスケジュールに合致しないため、作業計画から削除されたとの報告があった。これは、一部、CEN/TC127の遅れのためであり、非ヨーロッパメンバーからは、同様のテーマを扱うEN 1366-1がすべての状況をカバーしてないとの指摘があった。コンべナーは、非CEN国の状況を勘案して、今後の計画を立てる。

ISO/DIS 10294-4(耐火試験−空気分岐システムに対するダンパー−パート4:熱開放機構試験方法)-Fire resistance tests--Fire dampers for air distribution systems--Part4: Test of thermal release mechanism

2000年9月のロンドン会議で検討が行われ、DIS投票の際のコメントを取り込んで文書の修正を行い、SC2事務局に送付したが、追加したコメントが加味されておらず、文書が不十分な状態にあるので投票が遅れているとの報告がなされた。

その後、FDIS投票(2001年1月9日〆切)が回ってきた。

日本は、賛成投票を行った。

投票の結果、賛成多数でFDISは承認され、ISが発行された。(2001年4月1日発行)

ISO/CD 10294-5(耐火試験−空気分岐システムに対する防火ダンパー−パート5:膨張性防火ダンパーの試験方法)

-Fire resistance tests

Fire dampers for air distribution systems

Part5: Method of test for intumescent fire dampers

2000年3月のイタリア会議後、NWIとするための投票が回ってきた。(2000年8月14日〆切)

日本は、コメントなしの賛成投票を行った。

投票の結果、この提案は承認され、新しい作業項目に加えられた。2000年9月のロンドン会議でWD文書が回ってきた。

2001年4月のテッサロニキ会議で議論を行った。会議後、コンベナーが文書の改訂を行い、CDへアップグレードすることを了承した。その後、SC2メンバーへ文書を送り、コメントを求める。

2001年10月のワシントン会議で前回のテッサロニキ会議後、大幅に変更を行ったCD用文書について議論した。コンビーナは11月中に文書を取りまとめ、今後投票に回すことになった。その後、ワシントンで議論した内容を反映させた第1次委員会原案(CD)が送られてきた。各国に対して、この原案への意見・コメントを求められている。(コメント提出期限:2002年3月19日)2002年3月のシドニー会議後、CD投票が回ってきた。(2002 年6月3日〆切)日本はコメントなしの賛成投票を行った(5月30日)

DIS投票が回ってきた。(2004 年1月15日〆切)日本はコメントなしの賛成投票を行った(2003年12月19日)

WG5/External exposure of roofs
(屋根の屋外加熱)

ISO 12468-1(屋根の外部加熱−パート 1:試験方法)

-External fire exposure to roofs

Part1: Test method

ワシントン会議後、DIS投票の結果が回付され、賛成多数で承認された。

その後、投票の際及びワシントン会議で議論した際のコメント・意見を反映させたFDIS案文書が送られてきた。

FDIS投票(2003年1月7日〆切)が回ってきた。日本は賛成投票を行った。2003年3月15日ISが発行された。

ISO/DIS12468-2(屋根の外部加熱試験方法−パート2:等級)-Test method for external fire exposure to roofs--Part2: Classification

2001年4月のテッサロニキ会議でコンベナーから第2版ドラフトについての説明があった。

DIS投票(2003年10月1日〆切)が回ってきた。2003年9月に日本は、この等級は現在我が国で実施されている屋根の外部加熱試験の判定基準とはなじみません。従って、コメント付きの棄権投票を行った。

WG6/Sealed penetrations of fire resistant separating elements
(防火区画部材にシールされた貫通部)

ISO/ CD10295-1(建築構造部材の耐火試験−パート1:貫通部のシール)

-Fire tests for building elements and components-- --Part1: Penetration seals

2000年3月のイタリア会議で、さらに審議され、投票が回ってきた。(2000年5月12日〆切)日本は、コメントなしの賛成投票を行った。結果、この提案は承認され、再スタートすることとなった。2000年9月のロンドン会議で、ISOの書式にしたがったCD用の文書を作成中であるとの報告がなされた。また、同様のテーマを扱っているCEN/TC127では規格が最終的な取りまとめ段階に入っているとの報告もあり、今後、検討・調整を行う予定。

2001年4月のテッサロニキ会議でCD用文書が提出されたが、時間がなく、内容については議論しなかった。

CDとしての投票は2002年12月に終了。一部修正意見がでたのでParis会議で修正してDISフェーズに。

DIS投票が回ってきた。(2004 年7月9日〆切)

ISO/CD 10295-2(建築構造部材の耐火試験−パート2:直線上の目地シール)-Fire tests for building elements and components--Part2: Linear gap seals

2000年3月のイタリア会議で、さらに審議され、投票が回ってきた。(2000年5月12日〆切)日本は、コメントなしの賛成投票を行った結果、この提案は承認され、再スタートすることとなった。2000年9月のロンドン会議で、ISOの書式にしたがったCD用の文書を作成中であるとの報告がなされた。また、同様のテーマを扱っているCEN/TC127では規格が最終的な取りまとめ段階に入っているとの報告もあり、今後、検討・調整を行う予定。

2001年4月のテッサロニキ会議でCD用文書が提出され、時間をかけて議論を行った。また、CENの文書に合わせ、タイトルを変更することとなった。

CDとしての投票は2002年12月に終了。一部修正意見がでたのでParis会議で修正してDISフェーズに。

 

TC92/SC3の最近の動向

規格作業項目

規格作業項目

TC92/SC3/Fire threat to people and environment
(人間及び環境への火災による脅威) 

WG1/Fire model
(火災モデル) 

ISO/ CD19700(火災毒性モデル)

-Fire Toxicity Model 

1999年3月のフィラデルフィア会議でNWIとして提案された。その後のNWIの投票(1999年6月30日〆切)の結果、賛成多数で承認され、新しい業務計画に加えられることとなった。なお、Project LeaderにアメリカのJ.Norris氏が任命された。CD投票(2003年6月2日〆切)が回ってきた。日本はコメント付け賛成投票を行った。

WG2/Fire chemistry
(分析法) 

ISO/CD 9122-3(血液中の毒性ガスの分析方法
−パート3:)-Analytical methods for toxic gases in blood Part3: (Revision of ISO TR 9122-3:1993)

TR 9122-3の改訂版としてのCD投票(1999年3月3日〆切)が行われた。その後、投票結果を考慮して検討が行われた。

ISO/ CD19701(燃焼生成物の分析方法)-Analytical methods for fire effluents

1999年3月のフィラデルフィア会議でNWIとして提案された。その後のNWIの投票(1999年6月30日〆切)の結果、賛成多数で承認され、新しい業務計画に加えられることとなった。なお、Project LeaderにイギリスのP.Fardell氏が任命された。2001年7月のブリュッセル会議で文書全体の取りまとめ方について議論を行った。その後CD投票(2002年3月20日〆切)が回ってきた。日本は賛成投票を行った。

DIS投票(2004年3月3日〆切)が回ってきた。

日本は賛成投票を行った。

ISO/ CD19702(FTIR法)-Analysis of fire gases using Fourier transform infra-red spectroscopy(FTIR)

1999年3月のフィラデルフィア会議でNWIとして提案された。その後のNWIの投票(1999年6月30日〆切)の結果、賛成多数で承認され、新しい業務計画に加えられることとなった。なお、Project LeaderにフランスのY.Tallec氏が任命された。2001年7月のブリュッセル会議で回付されたドラフトについて議論を行った。CD投票(2002年5月9日〆切)が回ってきた。日本は賛成投票を行った。

DIS投票(2004年7月19日〆切)が回ってきた。

ISO/CD 19703(実験火災に於ける生成化学種量、化学量論比及び燃焼効率の計算)

- Generation and analysis of toxic gases in fire- calculation of species yields, equivalence ratios and combustion efficiency in experimental fires

 

1999年3月のフィラデルフィア会議でNWIとして提案された。その後のNWIの投票(1999年6月30日〆切)の結果、賛成多数で承認され、新しい業務計画に加えられることとなった。なお、Project LeaderにイギリスのJ.Heap氏が任命された。2001年7月のブリュッセル会議で回付されたドラフトがCDとして受理された。タイトルは大幅変更した、CDとしての投票は2003年12月12日に終了。

 

ISO/AWI 19704(化学物質の発生のアクチュアルイールドデータ)-Compilation of data for the yields of major fire gases and smoke, equivalence ratiosand combustion efficiencies of commonpolymers

1999年3月のフィラデルフィア会議でNWIとして提案された。その後のNWIの投票(1999年6月30日〆切)の結果、賛成多数で承認され、新しい業務計画に加えられることとなった。なお、Project LeaderにイギリスのJ.Heap氏が任命された。

ISO/AWI 19705(火災時の水スプリンクラーの生成物及び化学組成への影響)-Sprinklers and fire effluents

1999年3月のフィラデルフィア会議でNWIとして提案された。その後のNWIの投票(1999年6月30日〆切)の結果、賛成多数で承認され、新しい業務計画に加えられることとなった。なお、Project LeaderにイギリスのD.Purser氏が任命された。

WG4/Preparation of guidance documents
(指導書作成)

ISO/DTS 19706(ガイダンス−人間への火災による脅威の評価)

- Guidelines for assessing the fire threat to people

 

1999年3月のフィラデルフィア会議でNWIとして提案された。その後のNWIの投票(1999年6月30日〆切)の結果、賛成多数で承認され、新しい業務計画に加えられることとなった。

タイトルは大幅変更した、DTSとしての投票は2004年1月16日に終了。